S.COAT No.2015 ECO ベース塗装の前処理
下地処理の良否が塗装の仕上がり、上塗り塗料の密着性に大きく影響します。
肉持ち感があり、研磨性に優れたエスコートのSPフィラー、SVフィラーをご使用ください。
SPフィラー、SVフィラーの下地処理には、#800のペーパーで研磨してください。
肉持ち感があり、研磨性に優れたエスコートのSPフィラー、SVフィラーをご使用ください。
SPフィラー、SVフィラーの下地処理には、#800のペーパーで研磨してください。
9. メッキ調塗装系(P-110、マツダ46G)の
ブロック塗装標準仕様
作業工程 | 作業内容 | エアー圧 (Mpa) |
吐出量 (回転) |
ガン距離 (cm) |
---|---|---|---|---|
カラーベースの 捨て吹き |
下地処理は特に細かい番手#1000以下を推奨します。粗い番手の場合、メタリックの緻密感が悪くなり(下地の影響でアルミの配列が不足します)、色が再現しにくくなります。 P-110のメッキ調塗装の場合、ガンの口径を小さくする(0.8~1.0mm)。 (1)SVフィラーあるいはSPフィラーのエッジ部分の拾い塗り。 (2)パターンを3/4 重ねで薄く均一に塗装する。(※SP(SV)フィラー部分よりやや広めに、薄く均一に塗装する。) *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 (3)ゴミなどの不具合が発生した場合は、乾燥後に(空研ぎ)#1000以上のペーパーで研磨する。 |
メッキ調の場合 0.08~0.10 46Gの場合 0.10~0.15 |
メッキ調の場合 2.0~2.5 46Gの場合 2.5~3.0 |
15~20 |
カラーベースの 色決め |
パターンを3/4重ねで、ツヤがでるように隠蔽するまで均一に塗装する。(塗り重ねは指触乾燥を待ってから行う。) *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 ●塗装のポイント メッキ調塗装系はメタリックの緻密さがポイントで、通常のメタリックよりもウェットで薄く塗り重ねることが重要です。 各塗装の際、十分にエアブローしてシンナーを確実に飛ばしてください。また、緻密さを維持するために戻りムラ防止に硬化剤を入れることを推奨します。シンナー希釈率は150%~200%にします。 |
メッキ調の場合 0.10~0.12 46Gの場合 0.12~0.18 |
メッキ調の場合 2.0~2.5 46Gの場合 3.0~3.5 |
15 |
ムラ取り |
色決め時よりスプレーガンを離して、半ツヤ程度にパターンを2/3~3/4重ねで、1~2 回塗装する。 *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 |
0.1~0.18 | 2.0~3.5 | 15~20 |
セッティング |
(1)常温乾燥(指触乾燥まで) (2)目安は20℃で15分以上 |
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クリヤー塗装 |
(1)捨て塗り(推奨) 薄く均一に塗装する。 (2)仕上げ塗り 指触乾燥を確認後2回塗り、肌を整える。 (クリヤーと硬化剤の調合比率は各クリヤーのページを参照願います) |
0.2~0.22 | 3.5~4.0 | 10~15 |
乾燥 |
各クリヤーの指定乾燥条件。 (クリヤーの乾燥条件は各クリヤーのページを参照願います) |
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磨き仕上げ | ゴミ・ブツ・肌荒れ部分は#1500~#2000のペーパーで磨き、コンパウンドで肌を整える。 |