ベースコート No.2015 ECO
S.COAT No.2015 ECOは1液ベースとしても2液ベースとしても使用できる新しいタイプのベースコートです。従来の1液ベースに比べ乾燥性・仕上り性・隠蔽力に優れ驚異的な作業性の向上を実現しました。製造・流通過程の徹底的なコストカットにより他社商品に比べ低価格で提供できる体制を構築しました。
また、隠蔽性の向上により使用塗料の削減が可能になり、経済性の向上とVOC削減を実現しました。隠蔽力の良さとボカシ作業の容易さを合わせ持ち、ペーパー目が出にくく(ゴミ・ブツに対するストレスの低減)空研ぎが容易に行える特性を持ち、高仕上げを可能にしたベースコートです。
業界No.1の作業性と経済性の両立を達成することができました。導入後、3ヵ月から一年で導入費用を回収できます。その後は、約30%以上のコストダウンができます。導入ボディショップは1000社を超えて、他社ベースコートからの入替件数は業界No.1のスピードであります。
また、隠蔽性の向上により使用塗料の削減が可能になり、経済性の向上とVOC削減を実現しました。隠蔽力の良さとボカシ作業の容易さを合わせ持ち、ペーパー目が出にくく(ゴミ・ブツに対するストレスの低減)空研ぎが容易に行える特性を持ち、高仕上げを可能にしたベースコートです。
業界No.1の作業性と経済性の両立を達成することができました。導入後、3ヵ月から一年で導入費用を回収できます。その後は、約30%以上のコストダウンができます。導入ボディショップは1000社を超えて、他社ベースコートからの入替件数は業界No.1のスピードであります。
エスコートの研究開発(自社開発にこだわる)
塗料の開発および合成樹脂の開発は、すべて自社技術あるいは原料メーカーとの共同開発で行っています。塗料開発の中で最も重要な合成樹脂設計のノウハウを全く持たない大手自動車補修用塗料メーカーもある中、社員15名と小企業であっても開発力とスピードで他社を圧倒してきました。また、カラーデータ(カラーウインドウ)5000色(標準色1300色/見直し3700色)をわずか10か月で完成させました。
昨年、外車標準色1200色を追加いたしました。
S.COAT No.2015 ECO シンナーの選定
クリヤー、SPフィラー、SVフィラー、ベースの共通シンナー
希釈率(重量比)
●ベース、硬化剤、シンナーの混合比率と希釈塗料の可使時間
混合比率(重量比率) | 希釈塗料の可使時間(硬化剤10%使用の場合) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ベース | 硬化剤(*1) | シンナー | 10℃ | 20℃ | 30℃ | |
メタリック・パール仕様 | 100(*2) | 0~10 | 90~120 | 24時間 | 18時間 | 12時間 |
3コートカラーベース仕様 | 100 | 10 | 80~100 | 18時間 | 14時間 | 10時間 |
ソリッド1コート仕様(*3) | 100 | 10~20 | 60~80 | 12時間 | 8時間 | 4時間 |
*1 硬化剤は共通硬化剤でクリヤー、SP・SVフィラー(サフェーサー)にも使用できる共通硬化剤です。
*2 AL-X(アルミバランサー)を3%入れることを推奨します。
*3 SL-X(ソリッドバランサー)を3%入れると肌と光沢が良くなります。
S.COAT No.2015 ECOの特徴 業界No.1の作業性と経済性の実現
- 隠ぺい性
- 隠ぺい性に優れ、ムラになりにくい。
塗装回数や使用塗料量の削減を可能にし、作業時間の短縮や作業ストレスの低減を実現。
- ボカシ作業性
- 驚異的なボカシ作業性を持ち、ボカシ際の黒ずみがなく、スムーズにボカシ作業ができる。ボカシ作業が容易になり、最少限の面積での補修作業を可能にし作業効率を大幅に向上できる。
- 乾燥性と仕上り外観
- 滑らかなベース肌と乾燥性を両立させた塗料設計。樹脂の馴染みが良好なので、ミストやメタリックの黒ズミが発生しにくい。クリヤー塗装後の仕上り外観が他社ベースコートより著しく向上した。
- 中研ぎ性
- 空研ぎ♯1000(水研ぎ ♯1500)以上で安易に中研ぎができ、ペーパー目が発生しにくい。ゴミ・ブツの対策が安易に行える。
- 環境性
- 周囲の環境に配慮した低臭性ベースコートでVOCの発生率を抑えた、エコ商品です。
PRTR法特化則フリーの商品です。
塗装の吹きムラ対策(他社ベースコートとの塗装方法の違い)
S.COAT No.2015 ECOベースコートは乾燥性の良さが製品の特長になっております。従って、ムラが発生する現象は乾きムラの場合がほとんどですので、塗装方法の変更をお願いします。
原因と対策
- ガン距離が遠すぎる……色決めは15㎝(セミウェット~ウェット)が標準、捨て吹きとムラ取りは20㎝(セミウェット~ややドライ)が標準(つるっとしたベース肌○、ザラザラとしたベース肌×)
- エアー圧が高すぎる……他社ベースコートより低圧(捨て吹きと色決め 0.15~0.18Mpaムラ取り0.1~0.15Mpa)
- シンナー選定が早い
- パターン重ね幅が少ない……2/3~3/4重ねで行ってください
- オーバーダストが残っている……オーバーダストは必ずタッククロスでふき取ってください
- ボカシ際のエアーブローは十分行ってください……不十分だと白くムラになることがあります
- 塗料の希釈率が低い……90%~120%で塗装してください。
- S.COAT No.2010 or No.2012スプレーガンを推奨します。
- アルミバランサーAL-Xを2~3%添加して下さい。
以上のように、塗料ミストが乾きすぎている現象がほとんどです。特に、色決めの塗装において、ツヤが出るように2/3~3/4重ねで、ガン距離15㎝程度でセミウエットからウエットに塗装し、エアーブローで指触乾燥させ、オーバーミストはタッククロスで必ずふき取ってください(他社ベースコートより乾燥が速いのでタッククロスでオーバーミストをふき取るのに時間はかからず、簡単に拭き取れます)色決めの塗装のセッティングは5分程度でエアーブローを行いながら行ってださい。ムラ取りは2回程度行ってください。