S.COAT No.2015 ECO ベース塗装の前処理
下地処理の良否が塗装の仕上がり、上塗り塗料の密着性に大きく影響します。
肉持ち感があり、研磨性に優れたエスコートのSPフィラー、SVフィラーをご使用ください。
SPフィラー、SVフィラーの下地処理には、#800のペーパーで研磨してください。
肉持ち感があり、研磨性に優れたエスコートのSPフィラー、SVフィラーをご使用ください。
SPフィラー、SVフィラーの下地処理には、#800のペーパーで研磨してください。
8. カラークリヤー系(マツダ46Vなど)の
ボカシ塗装標準仕様
作業工程 | 作業内容 | エアー圧 (Mpa) |
吐出量 (回転) |
ガン距離 (cm) |
---|---|---|---|---|
カラーベースの 捨て吹き |
(1)SVフィラーあるいはSPフィラーのエッジ部分の拾い塗り。 (2)パターンを2/3 重ねで薄く均一に塗装する。 (3)ゴミなどの不具合が発生した場合は、乾燥後に(空研ぎ)♯1000 以上のペーパーで研磨する。 *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 ●塗装のポイント(カラーサフェーサーの推奨) SVフィラーあるいはSPフィラー(グレー)にR-2を80:20の比率で混合し塗装する。(カラーガイドの⑬あるいはカタログP14のカラーサフェーサー色見本例を参照) |
0.15~0.2 | 3.0~3.5 | 15~20 |
カラーベース (色決め) |
パターンを3/4重ねで、ツヤがでるように隠蔽するまで均一に塗装する。(塗り重ねは指触乾燥を待ってから行う。) *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 |
0.15~0.2 | 3.0~3.5 | 15 |
カラーベースの ボカシ・ムラ取り |
色決めの時よりスプレーガンを離して、パターンを2/3~3/4重ねで、半ツヤ程度に塗る。ボカシ際が出ないようになじませながら塗り広げる。 *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 |
0.15~0.2 | 3.0~3.5 | 15 |
セッティング |
(1)常温乾燥(指触乾燥まで) (2)目安は20℃で10分程度 |
|||
にごり塗装 | ※カラーベースのボカシ際よりやや広めに薄く1~2回塗装し、ボカシ目を消す。 | 0.15~0.2 | 2.0~3.5 | 15~20 |
カラークリヤー (ボカシ) |
ボカシ際が出ないようになじませながら、外側から内側へ塗り広げる方法でボカシ作業を行う。 (通常の内側→外側でもボカシは可能ですが、より滑らかにボカシ作業を行うために有効です。) *オーバーミストはタッククロスでふきとる。 |
0.1~0.15 | 2.0~3.5 | 20 |
セッティング |
(1)常温乾燥(指触乾燥まで) (2)目安は20℃で10分程度 |
|||
クリヤー塗装 |
(1)捨て塗り(必ず必要としない) 薄く均一に塗装する。 (2)仕上げ塗り 指触乾燥を確認後2回塗り、肌を整える。(クリヤーと硬化剤の調合比率は各クリヤーのページを参照願います) |
0.2~0.22 | 3.5~4.0 | 10~15 |
クリヤーボカシ |
2段ボカシ 1回目…カップに残ったクリヤーの30%~50%のシンナーで希釈。 2回目…さらに残量の50%程度のシンナーで希釈。 |
0.05~0.15 | 1.5~2.0 | 10~15 |
乾燥 |
各クリヤーの指定乾燥条件。 (クリヤーの乾燥条件は各クリヤーのページを参照願います) |
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磨き仕上げ | ゴミ・ブツ・肌荒れ部分は#1500~#2000のペーパーで磨き、コンパウンドで肌を整える。 |